「男女の友情は成立するの?」
議論され続けている永遠のテーマではありますが、実際男女の間で本物の友情が成立するものなのか気になりますよね。
やはり男女の友情は成立する派と成立しない派できっぱり分かれますね。
この記事では、以下の内容を解説していきます。
- 【男女の友情】男性の心理と本音
- 男女の友情における男性と女性の認識の違い
- 【男女の友情】友達として異性は成立するかしないか
- 男女の友情を成立させるには?男女の友情を保つコツは?
異性の友人を好きになって戸惑っている方や、男女間の友情について疑問のある方は、ぜひこの記事を参考にしてみてくださいね。
【男女の友情】男性の心理と本音
基本的に男性は「相手に性的魅力を感じるかどうか」によって男女の友情を成立させます。
男性が「この人となら付き合える」「体の関係をもてる」と思った時点で、その人との友情は成立しません。
一方、女友達に対して異性としての魅力を感じていなければ、友情が成立します。
仲良くしていた女友達に対して、女性としての魅力を感じた瞬間に友情は壊れてしまうのです。
男性の女友達に対する心理と本音は以下の3通りが考えられます。
- 本当は下心を抑えている
- きっかけがあれば恋人に発展したい
- 男性自身が恋愛感情に気づいていない
ここからは、「男女の友情」に対する男性の心理と本音を細かく解説していきますね。
本当は下心を抑えている
男女の友情に対する男性の心理として「本当は女性に対して下心を抑えている」という場合があります。
基本的に男性は、ほとんどの女性に対して「チャンスがあれば…」と下心を抱くものです。
男性は女友達と付き合いたいとまでは思わなくとも、心では可愛いと思っているかもしれません。
しかし、女性側にその気がないことを理解している場合、女友達との友人関係を続けたい気持ちもあるので、異性として意識しないように下心を抑えている可能性があります。
表向きに友達として仲良くしていても、仮に女性がその気になり誘ってきたときには、男女の友情が成立しなくなってしまうでしょう。
きっかけがあれば恋人に発展したい
友達として長く関係を続けていたととしても、きっかけがあれば恋人に発展したいと考えている男性もいるようです。
モテる女友達なら、友達として近くにいながら、次の彼氏になりたいとタイミングを狙っている可能性もあります。
「好きだけどフラれるのは嫌だから、せめて近くにいたい」と友達としての立ち位置をキープしているのかもしれませんね。
このような男性は、女友達が彼氏とケンカしたり別れてしまった時に「今こそチャンスだ」と優しく接してアプローチをかけることが多いです。
男性自身が自分の恋愛感情に気づいていない
男性はLoveとLikeの区別をつけることが苦手な傾向にあると言われています。
例えば、「この女友達と一緒にいると素でいれられるし楽しい」という感情が、友情によるものだと思い込んでいる男性は多くいます。しかし、その気持ちの裏側で「恋愛感情に気づいていない」という状態にあることがあります。
仲の良い女友達に突然彼氏ができたりすると「彼女のこと好きだったのかも…」と失ってから初めて気づくパターンが多いです。
このような場合は、他の男性と仲良くしたりデートをしたりなど、少し嫉妬させる方法をとると男性側が本当の気持ちに気づくかもしれません。
または、本当に「相手をはじめから異性として意識していない」という可能性もあります。
どんなに綺麗な人だとしても、異性としての魅力が感じられなければ、同性のように友達として接することができます。
異性として意識していない以上、女性側がどう振り向かせようとしても恋愛に発展させることは難しいでしょう。
男女の友情における男性と女性の認識の違い
「男女の友情」の認識は、男性と女性によって大きな違いがあります。
- 友人に対する好意をはかる尺度がある
- 男性は恋愛と友情を区別できない
- 女性は完全に友情と恋愛を分けることができる
男性と女性では相手を見るポイントが根本的に違います。
ここからは男女の友情における男性と女性の認識の違いについて解説していきまう。
友人に対する好意をはかる尺度がある
友人に対する好意をはかる尺度が存在することを知っていますか?
恋人に対する愛情をはかる「恋愛尺度」と、友人に対する好意感情をはかる「好意尺度」があります。
- 援助傾向:自分を犠牲にしてでも相手に尽くしたくなること
- 親和・依存欲求:ずっと一緒にいたいという感情
- 排他的感情:相手を独占したいという感情
- 尊敬・信頼
- 好意的評価
- 類似性
好意感情の場合は性的な要素が含まれません。
相手に対し「尊敬・信頼」「気が合う」と感じる場合は友情として好き(like)であると判断できます。
恋愛感情の場合は性的な要素が含まれています。
相手に対し「離れたくない」「繋がっていたい」「独占したい」と感じるのが恋愛感情です。
異性の友達を異性として意識せず、同性の友達のような感覚で接することができれば男女の友情は成立するということになります。
男性は恋愛と友情を区別できない
男性は恋愛感情と好意感情を明確に区別できない傾向にあります。
男性は女性の約10倍性欲があると言われていて、ほとんどの女性を「性の対象」として見ているからです。
例えば女性が10人目の前に現れた場合、7~8人の女性を異性としての魅力を感じるようです。
そのため、男性は女性に対し恋愛感情なのか好意感情なのか区別をつけることができないのです。
女性は完全に友情と恋愛を分けることができる
女性は、友情と恋愛を完全に区別する傾向が強いです。
男性はほとんどの女性に対して性の対象として目で追ってしまいますが、女性は男性に対して性の対象ではなく、信頼できるか、安心感があるか、といった観点で見ています。
また、女性は男性に対して恋愛感情がないと基本的に抱かれたくないようです。
女性は「好きな相手なら抱かれても良い」という真意のもと、友情と恋愛を区別しているのですね。
【男女の友情】友達として異性は成立するかしないか
男女の友情が成立するかしないかは、男性次第で変わります。
または条件が合えば成立します。
男女の友情を成立させるための条件が2つあります。
- 男性側が、女友達に性的な魅力を感じていないか
- お互いに異性としてみていないか
お互いに異性として意識せず、男性側が女性に対し、性的に魅力を感じていなければ、男女の友情は成立します。
今ある友情が本物かどうかを確かめるには、女性側が「抱いてほしい」と頼んでみることです。
男性側が誘いに断ることができたら、それは男女の友情が成立している証拠です。
逆に、断らずに誘いに乗ってしまった場合は、偽物の友情だったということになります。
また、成立していた友情が、ふとした瞬間に崩れてしまう場合もあります。
- 相手を異性として意識しはじめた
- 相手に告白された
- キスをしてしまった
今までは異性として意識していなかったのに、相手の女性らしい・男性らしい部分が見えて、思わずドキッとしてしまうこともあります。
その瞬間から恋愛感情に発展し、友情が壊れてしまいます。
そして、友達だと思っていた相手から突然好きだと告白される急展開もよくあります。
異性として意識していなかった相手から告白されると、今後友達として接していいものなのかわからなくなりますよね。
告白を断っても友達に戻れる可能性はほぼないでしょう。
また、お酒を飲んで酔った勢いでキスをしてしまった場合なども、男女の友情が壊れるきっかけとなってしまいます。
雰囲気やノリに任せて、つい一線をこえてしまうようなことがあると、恋愛感情はなくとも、今まで通りの友達関係に戻ることは難しいです。お互いに気まずくなり自然と距離が離れていくでしょう。
このように、男性側が一度でも女友達を性的に見てしまったらアウトです。
男性は理性よりも性欲の方が強いことがほとんどなので、男性側が一度でも意識してしまった時点で男女の友情は成立しません。
男女の友情を成立させるには?男女の友情を保つコツは?
男女の友情を成立させることは案外難しいことがわかりましたが、成立した男女の友情を長続きさせるコツはあるのでしょうか?
ここからは男女の友情を保つコツをいくつか紹介しますね。
男女の友情を続けるために女性側が気をつけたいことは、「なるべく肌を見せない」ことです。
多くの男性は女性の肌を見てしまうと異性として意識してしまいます。
肌の露出が多いミニスカートや身体のラインが強調されている服装は男性を刺激してしまうので気をつけましょう。
露出した服装で相手に近づいたり、ボディタッチをしてしまえば男女の友情はすぐに崩れてしまいます。
男女の友情を成立させるためのポイントは他にもあります。
- 異性としてではなく、人としての魅力を見つける
- 相手と程よい距離感を保てる
- 下心を出さない
男女の友情に大切なのは、異性としてではなく人としての魅力を見つけ大切にできるかどうかです。
友情に性的魅力は必要ありません。
男女の友情が長続きする理由は、人としての魅力を認めているからです。
お互いに人としてリスペクトできる部分があるかを大切にすると友情が長続きします。
また、異性の友達と程よい距離感を保てるかどうかも大事です。
お互いに距離が近すぎると、相手に対してあれこれ口を出してしまうものです。
友情や愛情だと勘違いして意見を言いすぎると、相手は指図されているように感じてしまい、良い友達関係を築けません。
友情を保つためにも、精神的にも物理的にもほどよい距離を保つことが大切です。
そして、男女の友情を成立・保つために一番大事なことは「下心を出さない」ことです。
どちらかが恋愛感情をもって「こうすれば好きになってくれるかも」と下心を出して見返りを求めては、その時点で友情が崩れてしまいます。
もし、相手を好きになってしまっても見返りを求めずに「友達として近くにいたい」といった考えであれば、そのまま友達の関係でいられるでしょう。
まとめ
今回は、男女の友情をテーマに解説しました。
基本的に男性は「相手に性的魅力を感じるかどうか」によって男女の友情を成立させます。
一方、女性は性的魅力よりも信頼・安心感を男性に求めます。
男性と女性によって男女の友情の認識が大きく違うのですね。
男女の友情は、男性次第で決まることが多く、条件が合えば成立します。
最後に、男女の友情を保つコツを紹介しました。
もし友達に恋心を抱いてしまったとしても、下心を出さず、それ以上の関係を望まずに関係を続けられたら、友情として成立させることができます。
男女の友情を成立させることは案外難しいことなので、もし異性の友達がいたら、その素敵な友情を大切にしてくださいね。
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