手を繋ぐと指を動かす男性の心理って?にぎにぎしたり指をなでる理由はコレ

手を繋ぐことは、お互いを大切に思うカップルや夫婦にとって、ごくあたりまえのことですよね。
時には、付き合う前のふたりがお互いの気持ちを探り合い、ドキドキしながら手を繋ぐことも。

手を繋ぐことは単純な行為に思われがちですが、実は男性からのいろいろな思いが込められていることを知っていますか?
手を繋いだ時に男性が指を動かしていたら、そこからはたくさんのことが読みとれます。

手を繋いだときに指を動かす男性の心理を探っていきましょう。

目次

手を繋ぐ時に指を動かす男性心理はコレ

手を繋ぐ時に指を動かす男性心理はどういったものなのでしょうか?
それを考えるときにはまず、男性の脳の特徴について知ることが重要です。

男性は、口下手という印象がありますよね。
もちろん、男性の中にも自分の気持ちを素直に表現できる人はいますが、女性に比べて口数が少ない人が多いです。

実はこれ、男性の脳の仕組みと関係があります。
男性の脳は、女性の脳に比べて、右脳と左脳を結ぶ脳梁(のうりょう)と呼ばれる部分が細くなっているのです。

右脳は、主に非言語の認識を担当。
画像や空間、まわりの人の感情などを読みとったりします。
左脳は、主に言語情報の処理を担当。
言葉で理解したり、言葉を記憶したり、自分の感情を生み出したりしています。

脳梁が太い女性の脳は、感じたことをすぐに言葉に変換するのが得意ですが、脳梁が細い男性の脳には苦手分野。
感じたことや自分の気持ちを言葉で表現するのが苦手だったり、遅くなるので、口下手という印象になってしまうのです。

また、男性は、自分の気持ちに女性ほど敏感ではありません。
自分で認識している微々たる感情があったとしても、それを読みとられることも苦手。
たとえ大好きな相手でも、自分の心を丸裸にされたくないと思っています。

このような特徴を持つ男性が、手を繋いだ時に指を動かす心理はどのようなものが考えられるでしょうか?
さっそく見ていきましょう。

男性心理①“大好き”を表現

男性は言葉で表現することが苦手です。
自分の気持ちに鈍感で、しかもそれを読まれることを苦手としています。

ですが、大好きな相手に「大好き」という気持ちを素直に伝えられないことに、もどかしさを感じています。
矛盾した心を抱える男性は、繋いだ手の指を動かすことで「大好き」という気持ちを表現しているのです。

「大好き」を表現するために指を動かすという心理がよくわからない方は、想像してみてください。
人数確認のために2列になり、偶然隣同士になった好きでも何でもない人と手を繋ぐとします。
好意を持っているわけではない人と機械的に手を繋ぐとしたら、指を動かしたりはしないはずです。
お互いの指は硬直しているでしょうし、もし指を動かされれば不気味に思うでしょう。

手を繋ぐこと自体、基本的に好きな相手でないと行いません。
さらにそこから指を動かすということは、無意識のうちに自分の気持ちを込めているということです。

人間のヒジから手首までの間には、約10種類の筋肉があります。
これでもかなり多く感じますが、手首から指先にかけてはさらに増え、約30種類の筋肉があるのです。

手が細かい動きを得意としているのは、これらの筋肉のおかげ。
手は、体の中でいちばん複雑な動きが可能で、いちばんよく動かす部分です。
器用に何でもこなす手には、時に言葉の代わりに感情を表す役割もあるのです。

大好きな相手といっしょにいても「うれしい」「楽しい」という気持ちをストレートに表現できない男性。
ですが、繋いだ手に自分の気持ちをたくしています。
もし、パートナーの指が動いていたら、なんとか好きな気持ちを伝えたがっていることを愛おしく思ってくださいね。

男性心理②甘えている

自分の気持ちを表現することが苦手な男性。
「甘えたい」という感情も、それをストレートに言葉で表現するのは苦手ですし、はずかしいと思っています。

でも、何もアクションをとれないのはもどかしい…。
そんなときも、手を繋いだ時に指を動かすことで甘えています。

ただ繋ぐだけでなく指が動くと、気を引かれますよね。
「好きな人の肌をもっと感じたい」「自分のことをもっと気にしてほしい」「もっと自分を見て!」
そんな甘えたい気持ちが込められています。

男性の気持ちに敏感で、甘えたい気持ちを察することができたら「甘えたいの?」などと直接聞くことはせず、そっとそばにいてあげましょう。
気持ちを満たされた男性は、甘えさせてくれる相手のことをより大切にしようと思うので、ふたりの関係がよりよいものとなります。

男性心理③触っていたいだけ

人は、好きな相手に触れることで気持ちが安らぎ、信頼感や共感が増します。
男性は好きな相手と手を繋ぐことでリラックスして、あたたかいパワーをもらっているのです。

また、男性は、ホームポジション以外の場に緊張する性質があります。
女性も慣れない場には緊張しますが、緊張の度合は実は男性のほうが大きいです。
家やなじみのある場所などのホームポジション以外で、完全にリラックスすることはできないので、好きな相手と手を繋ぐことで癒しを求めているのです。

手を繋ぐと、大好きな相手の体温を感じることができます。
男性は、そのあたたかさに緊張を落ち着け、リラックスしています。
ただ繋ぐだけでも満足なのですが、指を動かすことで「相手に触っていたい」という気持ちをより満たしているのです。

男性心理④ちょかいを出したい

好きな相手にはちょっかいを出したいのが男心。
好きな相手は、自分の行動にどう反応するのか、いつも気になっています。

ですので、手を繋いだときに指を動かすことで、ちょっかいを出しています。
普通に繋ぐのとは違う動きにどう反応するか、相手の様子を観察しているのです。

自分が指を動かしたら、相手も動かすのか?
自分が手をぎゅっと握ったら、相手もぎゅっと握るのか?

何か反応があると、自分の気持ちが一方通行でない証明になるので、うれしく思います。
無反応だとさみしさを感じ、手を放すことも。

「好きな相手にかまってほしい! でも直接言うのは、はずかしい…」
少年のような照れくささから、指を動かしてちょっかいを出します。

ちょっかいにいつも乗る余裕はない…という方も、たまには男性のちょっかいに乗ってみては?
ふたりの親密度も深まるはずです。

手を繋ぐ時に指を動かす男性の意図って?

ここまで、手を繋ぐ時に指を動かす男性心理を見てきました。

それでは、その心理によって指を動かす意図は何でしょうか?
具体的に何を求めて指を動かしているのでしょう?

手を繋ぐ時に指を動かす男性の意図を読み解いていきましょう。

男性の意図①ドキドキさせたい

相手に恋心や愛情を抱いているとき、男性は「ドキドキさせたい」と思うもの。
これは、男性が本能的に持っている征服欲によるものです。
好きな相手には、自分と同じようにドキドキしてほしいのです。

征服欲と聞くとなんだかこわい欲のようですが、高すぎなければ自然な欲です。
征服欲があることによって、女性を守れたり、リードできたりします。

お互いに愛し合っている、または気になっている存在ならば、手を繋ぐだけでドキドキしますし、うれしいですよね。
繋いだ手の指が動いていれば、ドキドキ感がさらに増します。

男性の意図②かまってほしい

相手が「ん?」「なに?」と思うような指の動きをして、気を引き、かまってもらうことを期待します。

甘えたいとき素直に言えない男性は、かまってほしいときもストレートには言えません。

そのため、言葉の代わりに指を動かして「かまってほしい」と伝えているのです。

男性の意図③“お誘い”を伝えたい

手を繋いだ時に、手の甲や指をゆったりとなでられたら「お誘い」のサインかもしれません。

人によっては、言葉で直接的に誘う場合もありますが、「ストレートに誘って断られるのはこわい」「引かれたらどうしよう」と不安になる男性も多いです。
そんなとき、繋いだ手の指をゆったりと動かすことは、直接は表現しにくい欲望を伝えることに役立ちます。

お誘いを伝えている時の指の動きは、それ以外の場合と明らかに違いを感じることが多いです。
ゆったりと、なめるような動きであれば、お誘いである可能性が高いでしょう。

手を繋ぎたがる男性の本音は?脈アリサインなの?

「わたしの彼(夫)は、よく手を繋ぎたがるんだけど、どういう気持ちなんだろう?」
「付き合ってはいないけど、やたらと手を繋ぎたがる○○さんは、自分に気があるのだろうか…?」

ここからは、手を繋ぎたがる男性の本音に迫っていきます。
よく手を繋いでくるあの人の本音を知るヒントになるかもしれません。

男性の本音①“好き”の気持ちを表現

手を繋ぐことは、好きな相手に「好き」を示す行為です。
物理的にも心理的にも、好きな相手と繋がりたいという気持ちの表れです。

誰かを好きになったとき、その人の手に触れてみたいと願いませんか?
肩ではなく、腕でもなく、手。
それは、人と人が繋がれる場所であり、たくさんのさまざまな神経が集まっているので、相手のいろいろな情報をキャッチできるからです。
そして、手を通じて、自分の思いを伝えることもできます。

手を繋ぎたがる男性は、まず第一に「好き」という気持ちを素直に表現しています。

ふたりきりのときはスキンシップをとってくれるのに、街中などの人目がある場所では手を繋いでくれないことを不満に思う方もいらっしゃるかもしれません。
そのような場合も、落胆する必要はありません。

人目がある場所で手を繋がないのは、女性をリードしたい気持ちからです。
そのような男性は、手を繋ぐよりも、自分がすこし先を歩いてリードしたがっています。

ふたりでいるときに手を繋いだり、キスやハグなどのスキンシップがあれば、男性の「好き」という気持ちは十分にあるので、安心してください。

男性の本音②脈アリか女性の反応を見ている

自分は相手のことが好きだけど、相手が自分のことをどう思っているのか、わからない…。
そのようなとき、手を繋ぐことは脈アリかどうか確かめるのに有効です。

特別な場合を除いて、手を繋ぐことは好き合っている相手同士で行うことです。
まず、手を繋ぎたがる自分に応じてくれるのかという点で、自分に対する相手の感情を探っています。
そして、繋いだ手をぎゅっと握る・指を動かすなどのアクションをとった時に何か反応してくれるのかという点でも、その反応具合によって相手の感情をはかっています。

手には、自分が思っている以上に自分の気持ちが出ます。
表情は意識的につくることができても、手の動きは正直であることが多いです。
好きならばその感情が、そうでなければその感情が、手を通じて相手に伝わります。

好きな相手が脈アリかどうか確かめるために、手を繋ぎたがるのです。

男性の本音③単純な下心

手は、男女がごく自然に繋がることのできる部分です。
そして、肩や腕よりも親密度が高い部分でもあります。
手を繋ぐことで相手に触りたいという欲求を満たし、さらに進んだ関係を持ちたいという欲望を、手を介して伝えます。

男性は誰でも、好意を寄せる相手に健全な欲望を持っています。
手を繋ぎたがる男性に自分も好意を持っているならば、その誘いに応じるのもよいでしょう。

しかし、自分がその男性に好意を持っていなかったり、その男性の女性関係がだらしなかったりする場合は要注意です。
何も行動しなければあっという間に男性のペースに乗せられるので、手を放し、距離を置くことが大切です。

望まない関係を持ってしまい、なかなか抜け出せないケースはよくあります。
不快な下心を感じる手の繋がれ方をした場合は、気をつけてください。

手を繋いでいて指を動かされた時に女性はどうしたらいい?

「男性が手を繋いだ時に指を動かす心理や意図はわかったけれど、女性はどう行動すればいいの?」
「自分も何か行動をとりたい!」

そんな時に役に立つ対応を、状況別で提案します。
あてはまる機会があったら、ぜひ実践してみてください。

対応①相手をドキっとさせたい時

繋いだ手をぎゅっと握られたり、指を動かされたりなでられたり、という男性の行動に対して、自分も指を動かしたりして応えてみるとよいでしょう。

男性は、自分の行動に反応があるとうれしいものです。
自分の行動や思いが一方通行ではないことを確認できるからです。

相手をさらにドキッとさせたい時は、「わたしもあなたが好き」というあたたかい気持ちで、男性の目を見つめてほほえむと効果があります。

目を見つめる時間を3秒ほどにすると、よりドキドキ感が出ます。
人が見つめ合う時間は平均5秒と言われています。
それよりすこしだけ短い時間見つめることで、男性は「もっと自分を見てほしい!」と刺激されて、相手への興味が深まるのです。

対応②相手の心理を知りたい時

手を繋いだ時に指を動かすのは、自分のことが好きだからなのか、単なる下心からなのか、はたまた手持ち無沙汰な気持ちからなのか。
相手の気持ちをはかりかねる場合もありますよね。

そんなときは、ストレートに「くすぐったい」「はずかしい」などと伝えてみましょう。
言葉で表現するのが得意な女性の特権を使うのです。

男性はきっと動揺するはずです。
指をほぼ無意識で動かしている場合もあるので、それを指摘されると何らかの表情が出ます。
大好きでたまらないことを悟られた照れなのか、下心がバレたという動揺なのか読みとってみてください。

対応③やめて欲しい時

自分が好意を持っていない男性が、下心から指を動かしていてやめて欲しい時は、できるだけ早く手を放して、体の距離もとりましょう。
相手の要望を拒否する行動をとらないと、男性は勝手にOKだと決め込んで行動を進めてしまいます。

「もっと親密なコミュニケーションがとりたい」というメッセージを読みとっても嫌ではなく、でも今日は応じられないという場合も、やんわりと手をはなし、濃い空気になるのを避けるとよいでしょう。
この場合は、あとでフォローするのをわすれないようにしてください。

男性は、一度断られると「嫌われてしまった」と誤解することがあります。
また、ちゃんとした理由があって断られたことがわかっていても、プライドはすこし傷つきます。

大切に思う男性であったら、次にそのような機会があった時は、はずかしがりつつ受け入れるのがよいでしょう。

ただ単にくすぐったくてやめて欲しい時は、くすぐったいことを照れながら伝え、手を繋ぐ代わりに腕を組むとよいでしょう。
二の腕は好きな相手から触られるとうれしい場所ですし、手を繋ぐより体の距離が近くなります。
「あなたに触れていたい」という気持ちも伝わるので、繋いだ手をほどかれたことに男性が傷つくこともありません。

まとめ

男性が手を繋いだ時に指を動かすことには、予想外にたくさんの感情が込められていたのではないでしょうか?

男性は、女性が想像する以上に言葉で表現するのが苦手です。
その上、自分の気持ちを悟られたくないと思っています。

でも、なんとか自分の気持ちを伝えたいとも思っています。
そこで、男性は、手を繋いだときに指を動かして、自分の思いを伝えようとしているのです。

「大好き」「ドキドキさせたい」「ちょっかいを出したい」「お誘いをしたい」
場面によって、含まれている思いは変わりますが、共通しているのは何かを伝えようとしているということ。

ただの指の運動だと思わず、自分に投げかけられたメッセージを受けとり、読み解く努力をしてみてください。
そうすれば、愛情を深めたい相手とは愛情が深まり、そうでない相手とは適切な距離をとることができますよ。

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