「仲良かった男友達に彼女ができたら寂しくて仕方ない…」
「自分振った彼氏なのに、別れてみたらすごく好きだったことを実感してしまった…」
などという話を聞くことがあります。
インターネットでもそのような相談を見かけることがありますね。
経験のない人にとっては「好きな人のことを好きと自覚してないっておかしくない？」と思われそうですが
自分の本当の気持ちを自覚していない女性は、かなりいると思います。
きっかけがあって気づく人もいれば、気づかないまま時を経てから後悔に変わる人もいます。
女性は男性よりもうつろいやすく、分かりにくいですよね。
ここでは「失ってから気づく女性の心理」と題して、離れてしまったあとに
相手のことを好きだと気づく女性の心理について見ていくことにしましょう。
失ってから好きだと気づく女性の心理とは？
仲がよかった男性や付き合っていた男性など、身近にいていつも一緒にいたような関係だと
好ましいとは思っていても、なかなか「好き」という感情にまでたどり着きません。
しかし、その男性が離れてしまうことにより、相手の存在が逆にクローズアップされたりして
自分の本当の気持ちに気づく、ということがあります。
女性の気持ちの変化は男性よりも複雑だったりするので、
素直な気持ちはその女性自身でも「気付かない・分からない」ことも多いようです。
そんな女性の心理はどうなっているのでしょうか。
そばにいるのが当たり前だと思っていた
失ってから好きだと気付く女性の心理としては、その男性がそばにいるのが当たり前だと思っていたことが挙げられます。
そばにいるのが当たり前となっていると、特別な異性として意識することがなくなり、
自分自身の気持ちにも気がつきにくくなっています。
しかし離れてしまうことにより、意識することがなかった気持ちを認識出来るようになることでその思いがはっきりしてくるのです。
今までそばにいることが当り前の存在だったからこそ、離れてから男性の大切さに気が付き、好きな気持ちに気がつきます。
その男性と一緒にいる楽しさや大切さも、身近すぎて気が付かなかっただけです。
一緒にいることがなくなってみてから訪れる寂しさに「なぜ？」となることで
自分の本当に気持ちに気が付き、今までいかに大切な存在だったのかを認識するようになるのです。
彼女ができて嫉妬
「今までなんとも思っていなかったはずの仲の良い男友達や振ってしまった元カレに
「彼女ができた」というのを聞いて嫉妬している自分にいることに気がついてしまう…。」
そのことで自分の本当の気持ちを再認識します。
離れてしまった男性に他の女性の影が見え始めると、
急に異性として意識してしまい「他の人に取られたくない」と思ってしまうのです。
表面上では言葉で「良かったね」「おめでとう」など言ったりしますが
本心から祝福できないでいる自分に気づいてしまうのです。
「自分から離れていくのが寂しい」
「今までのように連絡が取れなくなる」
「今までと同じようには付き合えなくなる」
などと考え始めて、その寂しさを実感するでしょう。
男性に彼女ができるまでは何も思わなくても、
他の女性と付き合い始めることで、失ってしまったことに気が付く女性も多いようです。
離れてから魅力が分かった
いつも身近にいて、いつでも遠慮なく話したり会ったりすることの出来る関係にいると、
その魅力には気づきにくいものです。
離れて距離を取って相手を見ることで客観的に見ることができるので
それまでは何とも思っていなかった行動などに、改めて「どんな人なのか」を確認できるのです。
その男性が自分に対して、「どんなに優しかったのか」「どんなに頼りになったのか」など
離れてしまうことによって見えてくるのです。
例えば男性が他の女性に対して行う行動を見て、それがほんの些細なことだったとしても
自分に対してしてくれた行動と重ねて見たりすることで、はっとする女性もいるでしょう。
新しく彼女が出来て嫉妬をしてしまうこともあると思いますが、
彼女でなくても他の女性に向けた笑顔などを見てしまうだけでも、
その魅力を認識して離れてしまったことに後悔することもあるようです。
振ってから・会えなくなって好きになる女性の心理
いつも普通に会っていた男友達、ノリで付き合い始めた彼氏。
そんな特別好きと思っていたわけではない関係だったのに、離れた途端・別れた途端に「好き」になってしまった。
「好き」になってしまった、というよりも「好きだと認識してしまった」の方が正しい表現かもしれませんね。
一緒にいるうちにだんだんと惹かれていたとしても、「好き」と自覚するには何かきっかけがありそうです。
振ってから・合えなくなってから好きになる女性の心理はどうなのでしょうか。
他の男性と比べた
その男性振ってしまったり離れてしまったりしまったあと、
周りの男友達や新しくできた彼氏と比較してしまうこともあるかもしれません。
「あの人は私の気持ちを理解してくれたのに」など比較してしまい、男性の存在の大きさに気が付きます。
同じ出来事が起こったとしても、対応は人それぞれ違いますね。
同じようなことが起こった時、「あの人ならこうしてくれたのに…」となってしまうのです。
他の人とつい比較してしまって、
「あの人と一緒ならもっと楽しめたかも…」
「わたしたち、思ってた以上に気が合っていたのかも…」
と残念な気持ちになり、自分は誰と一緒にいた方が楽しいのかが分かる場合もあります。
このようなことは、身近にいて当たり前である時には思ってもいなかった感情だったりします。
1度離れて他の男性と客観的に比べることができた時、
その男性の魅力や自分のことをどんなに大切にしてくれていたのかに気がついて、好きになってしまうのです。
男性と離れて楽しくなくなった時
「最近、毎日が楽しくない。なんでだろう？」
そう思い始めた時、心当たりはいつも一緒にいた男性と離れてしまったこと。
当たり前のようにそばにいてくれた時には楽しかったので、離れると寂しいなんて思わなかったのです。
そもそも、「一緒にいると楽しい」のは楽しめることが同じだったり、お互い気が合う、
もしくは、気を遣わずに済むからなのです。
それを自然と分かっているから一緒にいるのですが、「自然に分かっている」とは
あまり自覚していないからでもあるのです。
しかし、離れてしまうことによりこの自覚していなかった存在の男性をしっかりと自覚することになるのです。
「一緒にいて楽しかったのはあの人がいたから」だということに…。
そしてその感情は「好き」ということなのだと知ることになるでしょう。
失ってから好きだと気付いた時の女性の行動
前の項目では「失ってから好きだと気づいた女性の心理」を見てきましたが、
では「気づいた時の女性の行動」はどうなのでしょう。
人は、自分の気持ちに気づいてしまうと意図してもしなくても行動や態度に出てしまうもの。
簡単に隠せないような感情であればなおさらです。
もちろん意図的にそのような行動をしている場合もあります。
その行動とはどのように表れてくるのか、いくつか見ていくことにしましょう。
用もないのに連絡してくる
仲のよかった男性や付き合っていた男性と離れたり別れてしまってから
「実は相手のことが好きだった」と気づいた女性が取る行動の一つに、
「用もないのに連絡をしてくる・連絡がよく来るようになる」ということが挙げられます。
これは、その女性が相手の男性のことが気になっているからに過ぎません。
仲がよかった時は、会う約束や用事がなくても頻繁に話したりしていたでしょう。
それは男性側にも言えることで、仲が良い時は「用事がないのに」とは思わなかったはずです。
でも、一度離れてしまうと今まで話していたほんの些細な内容は、用ではなくなってしまうのです。
仲が良い時には用事でも、離れてしまうと用事ではなくなってしまいます。
そのため「些細なこと」で電話したり連絡することはハードルが高くなってしまいますね。
しかし、女性は「好きだと自覚した男性」のことが気にかかって仕方ないので
この高くなったハードルを乗り越えて連絡をしてくるようになるのです。
単純に声が聴きたい時もあるかもしれませんが、この「些細な会話」を交わすことで距離を縮めようとするのです。
寂しいと思いつつも諦める
離れてから相手のことを好きだと自覚しても「もう今さら遅い」と思って、寂しくても諦めてしまうこともあります。
男性が男友達だった場合、「今までの関係を壊したくない」と思い、
別れた彼氏だった場合は「これからも友達としてずっと付き合いたい」などの気持ちから、
自分の本当の気持ちを押し込めてしまいます。
女性の方から「好き」と告げることで、関係性が壊れることを恐れるのです。
ですから女性自身が「好きだ」と気付いたことに諦めてしまっている場合、
女性の方からアプローチしてくる確率は低くなってしまうでしょう。
もしやり直したい気持ちがあるのなら、男性の方から連絡を取ってアプローチをしてみましょう。
思わせぶりな行動が増える
相手を失ってから「好き」だと気づいた時、思わせぶりな行動が増える女性もいます。
こうように思わせ振りな行動をとるのは、相手の男性の気を引いて自分の方に意識を向かせたいからなのです。
相手の男性に彼女が出来る前に、改めて自分の存在を認識させたいと思っているのかもしれません。
ストレートに告白するのが苦手だったり、失ってしまった今までの経緯を考慮して
本当の気持ちを伝えることに躊躇している場合もあります。
どう伝えるかに迷ってるうちに、思わせぶりな行動となってしまっているのかもしれません。
このような女性は案外内気な場合が多かったりもします。
しかし、中にはわざと思わせぶりな態度を見せる女性もいるので、そこは慎重に対応してきちんと見極めましょう。
「思わせぶりなのは好かれているのだ」と勘違いして先走るとフラれてしまうこともあるので注意が必要です。
離れて好きだと気付いた女性への対処法
離れてから・失ってから「好き」と気づいた女性の心理・行動と見てきましたが、
では、相手の女性にそのような行動が見られた時にどうしますか？
もちろん、男性側が女性に対してどう思っているかによって、対処法は全然違ってきますね。
ここでは男性側にも女性に好意があることを前提に、対処法をご紹介しています。
男性側にその気がなかったり迷っているのであれば、そのことをきちんと伝えて
断る時にはきっぱりと断るようにしましょう。
くれぐれも変な下心は起こさないでくださいね。
すぐにガッつかない
まずは、どんなに相手のことが好きだったとしても、すぐにガッつかないことをオススメします。
離れて好きだと気付く女性との恋愛を発展させるためには、いきなり距離感を縮めようとしてはいけません。
相手が自分のことを好きだと思ってくれている自信があったとしても、
追いかけると女性は急に冷める可能性が高いのです。
ですから、すぐにガッつかないようにしましょう。
離れてから好きだと気付く女性は少し奥手で、感情が移ろいやすいところがあったりします。
いくら好きでもいきなり露骨にアプローチされると引いてしまう可能性があります。
恋を実らせたいならアプローチは慎重にしましょう。
ガッつかず、誠意のある懐の広いところを見せていれば、彼女の方から飛び込んでくるかもしれませんよ。
一度離れてしまった女性ですから、
男性が優しさや誠意を見せることで彼女が安心して「好き」と言える雰囲気作りをするのもいいですね。
好みを伝える
離れて好きだと気付いた女性への対処法として、好みを伝えることもよいでしょう。
自分の好みを伝えることで、間接的に自分の気持ちも伝わると思います。
ストレートに伝えるのが苦手な人でも取り入れやすいのではないでしょうか。
これは、相手の女性が本当に好きだと思ってくれているか不安な場合にも使える対処法です。
自分の好みを伝えることによって、相手がその好みに寄せてきてくれる場合は脈がある可能性が高いです。
どうでもいい人の好みに合わせようとはしないからです。
ここでは、あくまで「好みを伝える」ことであって、相手に努力を強いることではないので
伝え方を間違えると取り返しがつかないことにもなりかねません。
あくまでさりげなく伝えることが大事なので、注意してくださいね。
告白する
あまりにストレートな方法ではありますが、思い切って告白してみるのはどうでしょう。
離れてから好きだと気づいた女性に対して、男性側としても離れてから女性の大切さに気付いたのではありませんか？
お互いに好きだという気持ちが透けて見えるようであれば、遠回りなことはせずストレートに告白してしまいましょう。
細かい小細工は必要ありません。
お互いに気持ちを打ち明けられるような、よい雰囲気を作るだけでよいでしょう。
まずは食事に誘ったり、相手との楽しい思い出のある場所に誘ったりしてみてはいかがでしょうか。
ただし、タイミングだけは気を付けてくださいね。
女性の気持ちが盛り上がっている時ならば、告白が成功する可能性は高いと思われますよ。
失ってから気付く大切さとは
意識はしていたことがなかったから簡単に離れることをしてしまったけれど、
離れてみると一緒にいた時の楽しさや安心感など色々な面で支えられていたことに気づき、
「あの人のことがこんなに好きだったんだ」と後悔する女性も少なくないようです。
男女とも言えることですが、近くにいる人ほどその大切さには気づきにくいようです。
離れてしまうと、相手がいることで幸せだったことがクローズアップされるのです。
できるのであれば、離れる前に気づくことができればよいのですが
時には離れることで、相手の大切さを認識することも必要かもしれません。
いつも一緒にいることが当たり前になりすぎると、相手を大切にできない瞬間もあるとは思います。
離れてしまうと、場合によっては元の関係以上に疎遠になってしまう可能性もあります。
お互いに相手の存在の重要さに気づくことができ、
それ以上に親しくなれればよいのですが、必ずしもそうではないこともあるでしょう。
人との出会い・別れは人生において勉強ではあるけれど、大切な人を失いたくはないですね。
そのためにはどんなに親しくても、感謝や優しさ・気遣いなどは忘れないようにしましょう。
まとめ
友人同士などでおしゃべりしている時などに、友人から「あなた、あの人のこと好きでしょ？」
と聞かれて、改めて考えてみると「好きなのかも」と自覚してしまった…。
女性同士では、割とよくある会話かもしれません。
周りでは見ていて分かるのに、その女性自身では分からずに考えたこともなかったなどということがあるのです。
そのくらい自分の気持ちには気づかないものなのですね。
しかし、大切な人には早く気づいて伝えたいものです。
一緒にいてお互いいい感じにはなっているもののそこからなかなか進展しない場合には、
荒治療ではあるけれど少し距離を取るなどの駆け引きが必要なのかもしれません。
そうでないと、一度失うことを経験しなくてはならなくなるかもしれませんからね。
最近は、SNSをしている人も多いです。
離れてしまった相手が気になる場合、相手のSNSをチェックしている人も多いのではないでしょうか。
その相手がSNSを活用しているのが分かっていて、また親しくなりたいと思うのであれば、
SNSを活用するのもよいかもしれません。
離れてからすぐに相手のことを思い直す女性もいるかもしれませんが、
たいていはある程度の冷却期間をおいてからだと思います。
その間は連絡を取ることもほとんどことないでしょう。
なので、毎日を楽しく過ごしている様子をアップするのです。
毎日イキイキ過ごしていると魅力的に映りますし、相手が楽しそうなほど相手の寂しさは増したりするものです。
けれど、寂しそうなものばかりアップするのは逆効果なので注意しましょうね。
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